「ネット/スマホ依存」~「コミュニケーション力」への深刻な影響とは?

なぜ、「コミュニケーション力の向上」は大切?

これだけICT化が進んでも、多くの企業が求める能力のトップは、相変わらず「コミュニケーション力」と言われています。

なぜ、長年に渡り、この能力は重要視されるのでしょうか?

それは、どれだけIT化やプログラミング教育が進んでも、私たちが人間である以上、大切な場面では必ず「交渉」が必要となるからです。

皆さんもこれまでの人生の重要なイベントでは、必ず、対象との何らかの「交渉」があったのではないでしょうか?

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多くの場合、重要な交渉事は、「対面か電話」で行われます。

技術的には、AIが代行する時代も近いかと思われます。しかし、交渉事に、一番大切な信頼感は機械では伝わりにくいですね。

やはり、人間的な「誠意や人間性」といった「人間力(ヒューマンリテラシー)」的要素が信頼感には欠かせません。

この「人間的要素」が伝わることで、交渉事の土台が築かれ、最善の結果を双方が得る事ができるのです。

このように考えますと、この先も、「コミュニケーション力」の重要性は高まり続けます。「学生時代から、コミュニケーション力を身に付けた」若者は幸福な人生を歩むことができ、その人の周りの人をも幸福にさせていきます。

あなたの周りにもそのような方がいるのではないでしょうか?

「ネット/スマホ依存」による影響とは?

しかし、それとは逆に、今、大きな問題として注目されているのが、子どもたちの「ネット/スマホ依存によるコミュニケーション力の大幅な低下」です。

特に、「コミュ障」と呼ばれる、コミュニケーションを特に苦手とする子どもたちが急増している事が心配されています。

私たちが支援している中学校、高等学校でも、生徒本人が下記のような悩みを伝えてきました。

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「SNSグループでは何でも伝え合うので、逆に学校では、友達と話す話題も無くなってしまう。直接会うと、ぎこちなくなってしまう友だちが多い。」

・「LINEでは短文を投げ合うので、相手にどう思われるかなど考えている余裕がない。結果的に知らないうちに相手を怒らせてしまうことがよくある。でも、直接話して解決する話し方が分からず困っている‥」

上記は一例に過ぎませんが、やはり、社会に適用していく「コミュニケーション力」が身についていない事は明らかですね。

この問題を、もう少し「深く考える」と?

ここで、私たち親はもう少し「深く」、この状況を考えてみたいと思います。

本来の学校の目的を考えると、子どもの頃からSNSに没頭してしまうことは人間性の成長に大きなマイナスになります。

なぜでしょうか?

それは、社会性を身につける学生の間は特に、「外へ外へ」と自分を広げていく必要があります。

この時期に、どれだけ「自分の考え方や感じ方を広げたか?」が、その後のコミュニケーション力に大きく影響します。対面コミュニケーション力を磨く絶好の機会が学生時代なのです。

しかし、SNSやネットに依存するとどうなるでしょうか?

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視力や体調への影響はよく取り上げられますが、「子どもの社会性」にも大きな影響を与えます。

基本的に、SNSは仲良しグループでやりとりしていきます。

「気があう」友だちだけのグループで、その交友は以前とは違い、帰宅しても事実上24時間続きます。つまり、「気があう」友だちとの交友は異様に深まります

逆に、「気が合わない」、またはグループに入れない子に対しては、無関心となり、いつしか仲間外れ、いじめの対象にもなっていくのが現状です。

これがエスカレートして、引きこもりや自殺にまで追い込まれる事件は皆さんもよくご存じかと思います。

このように、スマホやSNSは適切に使わずに依存させてしまうと、本来、「外へ外へ」と自分を広げる大切な時期に、「内へ内へ」とこもらせ、同時に「自分と合わない子は受け入れない、排除していく」という事が普通である、という感覚や考え方を育ててしまうのです。

こうなってしまった子どもが進学や就職で、社会に適用できなくなり、「自他ともに傷つけてしまう」結果になったケースもあります。

子どものコミュニケーション力向上のための最初の2つのステップ

では、保護者として、どうすれば子どものコミュニケーション力を育てていけますか?

このブログでは、今後の記事で、そのための方法を少しずつ取り上げていきますが、まず、一番重要なのは、下記の2点です。

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「SNSやスマホが子どもに与える影響を真剣に考える」

成績低下やトラブルに巻き込まれる、という上辺の影響だけでなく、上記の様な「心、考え方、感性」にも、どのよう に影響するのかを、親が深く考える必要があります。

「親がコミュニケーションの模範となる」

親自身が、子どもと、夫や親族など、身近な人とのコミュニケーションが上手にとれていれば、それは子どもにとって「普通の人間力」と映ります

そして、魅力を感じると、その親のコミュニケーションの仕方を自然と真似るようになっていきます。

それで、まずは、私たち親は、上記2点を、いつも意識する事からはじめましょう!

「分かってるけど、私がコミュニケーションが苦手で‥」というお母さんたちからの相談も受けます。

でも、親自身がこの面を苦手に感じていても心配いりません。

コミュニケーション力は「学びと実践」により、大幅に向上させられるからです。

今後の記事では、私たちが、企業での社員教育や学校でのヒューマンリテラシー教育で使用している方法を、少しずつお伝えしていきます。

主に、「コミュニケーション力」と「深考力」の習得方法を共に学べます。

我が子の将来に良い影響を与える「人間力(ヒューマンリテラシー)」を、親が身に付ける点で、共に意識していきましょう!

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